東京都内にはさまざまな美術館・博物館が多いですよね。
西洋美術から東洋美術、はたまた科学や歴史が学べるなどの施設が充実しています。
観光に、また友達と、デートに訪れる方も多いのではないでしょうか。
でも、美術館、博物館って入館料がかかってしまいます。
せっかく東京に遊びにきたら、こんなことを思う方もいるのではないでしょうか。
コストを抑えて観光を楽しみたい
デートに彼女を美術館に連れていきたいけど、都内で楽しめるところないかな
おしゃれな美術館・博物館に気軽にいってみたいけど、どこかないかな。
こんな方もいらっしゃるはず。
そんな方に、今回は東京の銀座にある、「THE SEIKO MUSEUM GINZA」をおすすめしたいです。
銀座にありながらも、思い切り楽しめます。
今回はこの美術館の特徴を実際行った感想も交え、ご紹介いたします。
無料でアンティークウォッチ・企業の歴史が楽しめる
実は「THE SEIKO MUSEUM GINZA」は入館料無料です。
銀座一等地にあるのに、驚きです!
銀座や東京駅近郊の美術館・博物館は高級なイメージがありますものね。
以前は東向島にあるましたが、2020年夏に創業者の誕生160年を記念し、銀座にお引越ししました。
銀座ってセイコーが誕生した街らしいです。
お引越し、というより銀座へ里帰り、といった方が正しいかもしません。
デートに訪れてもよさそうですね。
「THE SEIKO MUSEUM GINZA」でセイコーが創業した当時以降の歴史が学べます。
中でもびっくりしたのは関東大震災時での対応。
被害で受けた時計は燃えて鉄部が溶け歪んでしまったものがたくさんあったようです。
被害にあっても発注してくれたお客様に迷惑をかけず、お待たせしないように創業者はすぐに会社を稼働させました。
被害を受けた時計も展示されています。
震災の悲惨さが伺えますね。
また、展示内容では時計の歴史も語られています。
その中で、アンティークウォッチも展示されています。
17世紀頃のフランス貴族が使った置き時計や、江戸時代に使われた個性的な時計も見ることができます。
アンティーク好きにはたまりません。
デートではロマンチックに楽しめそうです。
さらに、セイコーが発売していたブランドウォッチも展示されています。
ただし、予約制なので、Web上で必ず予約していきましょう。
当日でも空きがあればすぐ予約できます。
※当日空いていれば予約なしでも入館可能の場合もあります。
バリアフリーが充実
受付1階を除き、地下1階・2階から5階までが展示スペースです。
移動はエレベーターがメインです。(1・2階間のみ階段もあり)
足腰が気になる方、足が不自由な方は移動が便利です。
デートでも階段で相手を疲れさせる、なんてこともなさそうですね。
しかも未就学児も入館OK!
美術館・博物館ではなかなか未就学児は入れないので、嬉しいですね。
最上階では授乳室まであり、多目的トイレもあります。
館内全体がおしゃれな作りなのでトイレが若干分かりにくいかもしれません。
白地のドアに、シルバーで男女マークがあります。
実際、トイレに入る際、よくみないと素通りするほどでした。
また、館内はほとんど段差のある場所が少ない印象でした。
バリアフリーのことを考えた館内といえそうです。
写真撮影可能(一部不可)
展示物にもよりますが、写真撮影ができます。
禁止マークのある展示物は写真撮影はできませんが、みたところ、7割ほどは撮影はできる様子でした。
近年では国内でごくわずかに写真撮影を可能としている美術館・博物館がありますが、なかなかありませんよね。
そんな中、アンティークウォッチが多くある中、写真撮影ができるのは嬉しいです。
まとめ
無料で楽しめる「THE SEIKO MUSEUM GINZA」についてご紹介いたしました。
いかがだったでしょうか。
写真撮影もでき、バリアフリーな美術館・博物館はなかなかありませんよね。
しかも、銀座の中にあるのは驚きです。
東京に観光や遊びに来た際、また、デートで銀座近郊を立ち寄る際に是非訪れてみてはいかがでしょうか。